いつもお読み頂きありがとうございます。
今日は電話版『Search』といわれているデンマーク映画『THE GUILTY』です。
『Search』はアイディアもストーリーもプロットも完璧に面白かったので期待大です!!
- まずは概要
- あらすじ
- ネタバレ無し感想
- ネタバレ有り感想
まずは概要
原題:Den skyldige
上映時間:85分
監督:グスタフ・モーラー
脚本:グスタフ・モーラー/エミール・ニゴー・アルバートセン
出演者:ヤコブ・セーダーグレン
公開:2018年
製作国:デンマーク
Amazon Primeに吹替版もありました
あらすじ
デンマークの110番通報の指令室的なところでオペレーターをしている主人公のアスガー
夜だからか酔っ払いの喧嘩とか、くだらない感じの通報ばっかりで適当に流しているのかと思いきや、どうやら元々オペレーターではなく現場の刑事さんのよう。
なにか訳ありでオペレーター業務をしている感じで。
そこに女性から一本の電話があり、最初は「また酔っ払いか??」的にあしらっていたのですが、どうやら様子が変だぞ…と思い始めるアスガー
子供に話しかけるように状況を伝えてくるその女性は、どうやら誘拐されて今は男の車に乗っているよう。
元々現場の刑事アスガーとしては「俺が解決しなければ!!」となり業務の範囲を超えて調査を始める。
女性の自宅へ電話をかけ、子供と話すと「パパがママを連れて行った」と…
警官を自宅へ向かわせたところ2人の子供がいたが…
タイトルのGUILTYとは誰の罪なのか…??
さらわれた女性は…??
…と電話版『Search』としての雰囲気はいい感じです。
ネタバレ無し感想
電話版『Search』って言われたら気になっちゃう。
確かに電話版『Search』だった笑
凄く面白い!!
斬新さは『Search』のが上だけど、舞台を110番の指令室にしてるのが主人公を動けなくさせていて面白い。
これアスガーが現場に向かいだしたら途端に凡作になりそうですもんね。
しかも主人公は元々オペレーターではなくて現場の刑事なのですが、前に担当した事件で裁判沙汰になり、所謂"白黒つくまで地味部署で大人しく反省してろ"な状況。
だから周りの本物オペレーター達を見下してるし、仕事もやる気なかったし、不馴れなのも手伝って周りと連携しないっていうマズイ状況が引き起こした悲劇。
他の人にマチルデの話し相手を頼めよ!!って思いながら観ていた私のがオペレーター向いてる笑
『Search』みたいにちょっとずっと全貌がみえてきて…って話しなのですが、こちらも都合よく「ずいぶん長いこと電話できるなぁ」なんて思ってると「なるほどね~」なオチがあります。
あんまり書くと察しがついちゃいそう。
主人公は自分の罪を認めるのが苦手なんですよね。
まぁ誰でもそうだろうけど。
結局最後の最後まで「マチルデをオリバーの元に向かわせたのは私の責任だ」ってことは白状しなかったもんね。
続きを読む