ぱぷでみー賞

日本一役に立たない映画感想とか趣味ブログ。

エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事/掌で転がされるダニエル・デイ=ルイス

いつもお読み頂きありがとうございます。
今日は『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』

 

  • まずは概要
  • あらすじ
  • ネタバレ無し感想
  • ネタバレ有り感想

 


まずは概要

 

原題:The Age of Innocence
上映時間:139分
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:    ジェイ・コックス、マーティン・スコセッシ
出演者:ダニエル・デイ=ルイス/ミシェル・ファイファー/ウィノナ・ライダー
公開:1993年
製作国:アメリカ

 

 

エイジ・オブ・イノセンス (字幕版)

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  • ジョアン・ウッドワード
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あらすじ

 

1870年代のアメリカ、ニューヨーク、社交界!!最高
弁護士のニューランドさんが、可愛い可愛いメイことウィノナ・ライダーと婚約しているところに、幼馴染の自由奔放美人のオレンスカ夫人ミシェル・ファイファーさんが参戦。
でも社交界と言ってもヨーロッパ貴族の生活やファッションをそっくりそのまま真似た浅~い感じが何ともする。

 

そんな社交界でメイは古風なところがあり、オレンスカ夫人は真反対の自由人。
実はヨーロッパの本物の貴族に嫁いだけど旦那が横暴で離婚するために逃げてきたとかいう自由人っぷり。

 

華族は世間体があるから離婚してくれるなという姿勢ですが、当の主人公ニューランドさんはあまり保守的でもなかったのもあり、美人になって帰ってきた幼馴染で気になって気になって仕方ない…。

 

早く結婚しちまおう!!と思っても古風なメイは何をそんなに急いでおる。順を追ってしましょうや。って感じで元々保守的ではなかったニューランドさんと、自由奔放なオレンスカ夫人はどんどん意気投合していくは、オレンスカ夫人はみんなの爪弾き者にされるはで「俺が守ったらな」って気分になるんでしょう。私は男じゃないから知らないけど…てな感じのベタな展開で、割と静かな映画です。

 

ネタバレ無し感想

 

この映画は!! 私がこの世で一番大好きな映像作品シリーズ!!
『Gossip Girl』の中で!! 丸々一話この映画が題材?テーマ?の回があるんです!!
だからずーーーーーっと観たくてやっと鑑賞!!
DVD買うか一生悩んでいたのですがGossip girlの登場人物が「(文学系女子)大好きな作品」「(学年一のイケメン男子)あんな何も起きない退屈な映画のどこが!?」というやり取りがあるので、全く自分にはまらなかったらどうしよう…と躊躇していました笑

 

結果ハマりはしなかったですが、ちゃんとそれなりに楽しめるのはさすがマーティン・スコセッシ監督。

 

文学系女子のいうディテールが最高なんだというところは、繊細さ皆無の私には分からなかったですが、彼女がボタンを外す仕草で内なる情熱を表現している。と解説してくれたのでそういうものかーと思いながら鑑賞。

 

てか、なんでGossip girl内の演劇でメイが自由奔放ブロンドのセリーナで、オレンスカ夫人が生粋のお嬢様気質でブルネットのブレアだったんだろ??作中でもちょっと触れられてたけど逆じゃん??笑

 

話しを戻してダニエル・デイ=ルイスが苦悩する上流の弁護士ってのがめちゃくちゃハマってていい。

 

ほとんどGossip girlの感想になってしまいました…。

 

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シェラ・デ・コブレの幽霊/言いにくくて覚えにくいホラー

いつもお読み頂きありがとうございます。
今日は『シェラ・デ・コブレの幽霊』知る人ぞ知る伝説出来なホラー映画らしいです。

 

現存するフィルムが2本しかないとかで貴重な作品がちゃんと現代の方法で保存、視聴できるようになって良かったです。

 

  • まずは概要
  • あらすじ
  • ネタバレ無し感想
  • ネタバレ有り感想

 


まずは概要

 

原題:The Ghost of Sierra de Cobre
上映時間:81分
監督:ジョセフ・ステファノ/ロバート・スティーヴンス
脚本:ジョセフ・ステファノ
出演者:マーティン・ランドー/ダイアン・ベイカー
公開:1964年予定 未公開
製作国:アメリカ

 

 

 

 

あらすじ

 

建築家とゴーストバスターの独特の二足のわらじを履くネルソンさん
盲目の大富豪から「夜な夜な死んで埋葬したママから電話かかってくるの…しかもすすり泣くだけで怖いの」って調査依頼が入ったので引き受けるべくお家にお邪魔すると、美人妻とクソ怪し家政婦と3人で暮らしていてやばい雰囲気もりもり。

 

ちなみにネルソンさん…(ネルソンさん家の)家政婦さんと共に幽霊とか信じてない超現実主義。なんでゴーストバスターしてるんだよっていう。
ゴーストバスターというよりコナンくんなのかもしれない…トリックを暴こうとしてたし。
さらにちなみに家政婦さんのほうがガチのパワー系超現実主義。

 

話を戻して、美人妻と納骨堂に向かうとまさかのガチっぽい心霊現象に出会う美人妻。
てか、美人妻もわざわざ納骨堂内に忘れ物して一人で取りに行くとか気が狂ってるだろ。

 

何やらネルソンさんは昔シェラ・デ・コブレ村というところで依頼を受けて因縁がありそうな感じの中、どうやら今回の超常現象の原因もシェラ・デ・コブレ村に関係がありそうだとか…なさそうだとか…

 

なかなか尖った設定もありーの、ベタな設定もありーの…かの『エクソシスト』より10年も前の古典ホラー。
なかなか怖くて一見の価値ありでした。

 

 

ネタバレ無し感想

 

なんかホラー界隈では有名らしい映画。
Twitterで話題になっていたので観てみることに。
何やら公開当時はあまりの恐ろしさに具合が悪くなる人が多発して、アメリカでは上映中止になったとか??ならなかったとか??

 

そんな都市伝説のビデオみたいな映画ですが、都市伝説でも何でもなくアマゾンプライムで普通に配信されているから2020年代は凄い!!
暫くソフト化もされていなかったそうなのでいい時代ですね笑

 

そんな伝説のホラー映画ですが、まぁVFXバリバリの今観ても具合悪くなるほど怖くはないですが
映画としてはかなり面白かったです!!
ホラーとサスペンスの塩梅がいいです。

 

しかも主演のヴィヴィア・マンドール役のダイアン・ベイカーがめちゃくちゃ可愛いです!!
ホラーに美人はつきものですもんね。
モノクロの映像にめちゃくちゃ栄えます。
他に何出てる方だろ??と思ってググったら『羊たちの沈黙』のマーティン議員!!
ググって出てきた他の写真は言われてみれば分かりますが、ヴィヴィアの時はあまり分からないです。

 

あと、オープニングも最高でした!!
ストーリーのキーになる女の人の泣き声に、映像は墓石からビル群→そして画面上部から波が押し寄せてきて

 

ホラーとディザスター 映画混ぜたような演出で不気味感満載で面白いです

 

 

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ティル/一番怖いのは人間系映画

いつもお読み頂きありがとうございます。
今日はアメリカのその後を変えた実際の事件を題材にした映画『ティル』です。
なかなかハードな映画でした…。
いつもみたいにちょっとふざけたタイトルはつけられなかったです。
 

 

  • まずは概要
  • あらすじ
  • ネタバレ無し感想
  • ネタバレ有り感想

 


まずは概要

 

原題:Till
上映時間:130分
監督:シノニエ・チュクウ
脚本:マイケル・レイリー/キース・ボーチャンプ/シノニエ・チュクウ
出演者:ダニエル・デッドワイラー/ウーピー・ゴールドバーグ/ジェイリン・ホール/ヘイリー・ベネット
公開:2022年
製作国:アメリカ

 

 

ティル

ティル

  • Danielle Deadwyler
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あらすじ

 

あらすじと言っても実際にアメリカで1955年に起きた事件を時系列通りに映画にしただけなので、事件を知っている人には説明するだけ無駄だし。
事件を知らない人には、事件名を書くだけで何が起こるか分かっちゃうのでかけないし…という感じです。

そもそも実際の事件を描いている映画なので、作りてもどんな展開か観ている人がだいたい知っている体で作ってますよね??
でも日本だと私みたいに知らないで観始める人もいると思うので…

 

なのでとりあえずすっごく簡単に書くと…
1955年にシカゴに住んでる黒人の男の子が、おばあちゃんの生まれたミシシッピ州を見てきてほしいと、いとこの家に遊びに行くのですが、男の子のママは「シカゴと南部のミシシッピでは黒人の生き方が全く違う。自分が悪くなくても謝らなきゃいけないし、目立つことはしちゃダメ出し、いとこたちから絶対に離れちゃだめだ」って再三忠告して送り出し、楽しく過ごしていたのですがとある白人が経営するお店で…という話です。

 

まじで最初の30分も書いてないです…

 

ネタバレ無し感想

 

実際の事件を題材にした映画の感想を書く時、だいたいいつも言っていて我ながらお恥ずかしいのですが、この事件も知りませんでした。
この事件はアメリカで実際に法案の名前にもなっているようなので、流石に私が無知すぎたのか、日本人は大体こんなもんなのか…
どちらにしろ知らないより知っているべき事件だと思いました。

 

アメリカの黒人、有色人種への差別は根深くて我々日本人にはなかなか理解出来ないのは、いろんな映画を観て重々分かっているつもりではありますが、事件の発端が「え、そんなことで…」という印象がすごいです。
確かにニュースで冤罪だったり、”そこにいた”ってだけで殺されてしまう黒人のニュースは目にすることがありますが、実際に映像で観ると「子どものした、たかだかそれだけのことで…」と思わずにはいられません。

 

人間の本質ってやっぱり暴力なのか…って怖くなります。
他にも多数ある黒人差別を扱った『それでも夜は明ける』や『マンディンゴ』なんかと違うのは、個人が標的になってしまっている話しというのが辛さを助長させている気がします。
『それでも夜は明ける』も個人の話ですが"ましな生活をしていた人が他の黒人奴隷と同じ扱いにされてしまった"と"まだましな生活をしていた人が些細なことで誰よりもひどい目にあわされた"っていうのがしんどいです。
比べるような物ではないのは分かってますが、そもそも事件が辛すぎます。

 

私こういう映画の感想って、映画の感想ではなく事件への自分のお気持ちになってしまうんですよね…

 

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ゆれる/ストーリーも感情もラストもゆれる映画

いつもお読み頂きありがとうございます。
今年は何故か邦画をよく観ています。
今日は『ゆれる』西川 美和監督は『夢売るふたり』も『すばらしき世界』も良かったので期待です!!

 

  • まずは概要
  • あらすじ
  • ネタバレ無し感想
  • ネタバレ有り感想

 


まずは概要

 

原題:ゆれる
上映時間:119分
監督:西川美和
脚本:西川美和
出演者:オダギリジョー/香川照之/伊武雅刀/新井浩文/真木よう子
公開:2006年
製作国:日本

 

脚本、原案も西川監督なのですね。
どうやら監督の夢が元になっているとかで凄い才能ですね…。

 

あと何気に錚々たるメンバーがそろってますね。
真木よう子さんは言われてもいまいち分からなかった…あんな顔でしたっけ??

 

 

ゆれる

ゆれる

  • オダギリジョー
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あらすじ

 

チャラチャラした雰囲気半端ないオダギリジョーが何やら法事で田舎に帰るっぽいところから始まる。
秘書だか事務だかわからないけど、仕事仲間にちゅーとかしちゃってうざさ半端ないです。

 

でっかいアメ車?で「俺みんなとは違うから感」出しまくって運転しているところがOPになっています。
書いてて思いましたが、私はこのタイプの男が嫌いみたいです笑
どうやらお母さんの一周忌らしいのですが、遅れていくは私服で現れるわ…

 

途中で寄ったガソリンスタンドは実家の経営のようで、何やら働いてる姉ちゃんとは訳あり気。

 

対照的に皆に気を使い、父親をなだめてこぼれたお酒を拭く兄、香川照之。
ここまでで兄弟の人となりや、これまでの人生が手に取るようにわかって素晴らしいです。

 

さっきのガソリンスタンドの姉ちゃんはどうやらオダギリジョーの元カノっぽくて、香川照之の好きな子っぽい雰囲気もあり、なんやかんやありつつ3人で事件の舞台となる蓮見渓谷へ行くことになり、そこでガソリンスタンドの姉ちゃんこと真木よう子が転落死をすることになります。

 

橋の上には兄 香川照之、事件の目撃者は弟 オダギリジョー

 

事件なのか事故なのか…後半は裁判シーンをメインに事件の真相を追う…!!
という映画ではない笑

 

事件の真相を追うというよりは、いい歳した兄弟が大きな間違いを犯しながら関係を修復していく…といったところでしょうか…?

 

ネタバレ無し感想

 

まさに『ゆれる』って感じの映画。
物語の重要な場所はちょっとボロい吊り橋だし、猛ことオダギリジョーの考えもぐらぐら揺れているし。
もしかしたら稔こと香川照之も揺さぶっていたようで、気持ちが揺れてしまっていたのかも。

 

とにかく良くできた映画に演技派の俳優さんで固めて、邦画として盤石の面白さ。

 

オダギリジョーの嫌な感じも最高で、なんで女はこういう男に弱いんだろうって思いつつあんなファッションの男とは絡みたくないと思った。ハマり役

 

香川照之の面倒見のいい真面目な普通のおじさん感もとても良い。
気の利き方が尋常じゃなくザ・昭和の頑固親父の伊武雅刀の妻として大変な思いをしたであろう母親に寄り添って、亡き後は代わりを努めたのだろうって感じの甲斐甲斐しさが良くでてる。
だからこそ些細な女性の変化も見逃さなかったのだろう。

 

オダギリジョーは優しいお兄ちゃんの下で自由奔放に育ったみたいで何かにつけてテキトー、無責任。
その上社会的に成功してしまっているので手がつけられないが、お兄ちゃんの事は好きみたいです。
このオダギリジョーの人格が映画の核で、見てないものをテキトーに見たと思い込んでしまい。
無責任に助けるとか、本当の兄を取り戻すとか寝ぼけたことばかり言ってしまう始末。
お前が助けて貰えよ。

 

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17歳のカルテ/女子版『カッコーの巣の上で』か?? ギャルゲー in 精神科病院か??

いつもお読み頂きありがとうございます。
今日は『17歳のカルテ』
ウィノナ・ライダーがノンフィクション小説に惚れ込んで、自ら買い取って作った映画らしいですが、印象に残るのはアンジーという…

 

  • まずは概要
  • あらすじ
  • ネタバレ無し感想
  • ネタバレ有り感想

 


まずは概要

 

原題:Girl, Interrupted
上映時間:127分
監督:ジェームズ・マンゴールド
脚本:ジェームズ・マンゴールド/リサ・ルーマー/アンナ・ハミルトン=フェラン
出演者:ウィノナ・ライダー/アンジェリーナ・ジョリー/クレア・デュヴァル/エリザベス・モス/ウーピー・ゴールドバーグ
公開:1999年
製作国:アメリカ/ドイツ

 

 

17歳のカルテ (字幕版)

17歳のカルテ (字幕版)

  • ウィノナ・ライダー
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あらすじ

17歳のスザンナちゃん高校卒業式後に大量の薬とお酒を飲んで病院送り、そこで境界性パーソナリティー障害と診断されて、精神病棟に入れられちゃうのですが、個性豊かな面々の中で強烈なインパクトで登場するリサことアンジェリーナ・ジョリー。
施設を抜け出して警察につかまって戻ってくるというアンチヒーロー感が半端ないご帰還。

処方された薬をちょろまかして取引したりとしているうちに、なんやかんや仲良くなる二人。

てかこの病院可愛い子ちゃんだらけ。
(一昔前のギャルゲーかな??)
その筆頭になんかお姫様みたいなデイジーちゃんとかいってぼちぼち楽しそうである。
デイジーちゃんはデイジーちゃんで中々やばそうな感じですが。

 

夜中にアンジーに誘われて地下の遊具室?みたいなところで遊んだり、院長室に忍び込んでカルテを盗み見たり…若い女子がキャッキャしているせいかやっぱりぼちぼち楽しそうである。

 

すったもんだ色々あり、衝撃的な事も起こり、2人の可愛い子ちゃんたちがどうなるでしょう…??って感じです。
ちゃんと最後まで書かれていて、すっきり終わります。

 

ネタバレ無し感想

 

たしか17、8年くらい前から見たい映画リストには入っていたのにずーっと観る機会を逃していた映画。たまたまCSでやっていたのでこの度めでたく鑑賞出来ました。笑

 

女子版『カッコーの巣の上で』という感じで、ストーリーも絵面も似てますが主題が全く違いますね。
『カッコーの巣の上で』は精神病棟をメタファーに自由を描いた感動作ですが、こちらは実話小説の映画化で純粋に体験したことがかかれているという印象。
同様の体験をした人たちにとっては感動したりと思うところがあるかもですが、基本的にはこういう事があるのかーと各々感想を持つタイプの作品なので趣きがかなり違うかと…

 

中でもみんなが興味を持つのはアンジーの若い姿かと…笑
顔はウィノナに引けを取らず抜群に可愛いけど、圧倒的にヤバそうな雰囲気がすごくて、完全に主人公で製作にまで関わってるウィノナを食っちゃってますね。
アカデミー賞とかゴールデングローブ賞とかのノミネートがか受賞をしたのも納得です。
若いからかセクシーな感じより退廃的な雰囲気があってキャラにめちゃくちゃあってる。
アンジーって元々退廃的でヤバそうな雰囲気ありますもんね笑
それが遺憾なく発揮されていて、ちょっとウィノナが不憫です。

 

私は映画を観て落ち込むタイプではないので、全然平気ですがちょっと不安定な人だとやられちゃうんじゃないかってエピソードがありますのでご注意を…。

 

 

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お嬢さん/日本人だけが笑える女性も観れるエロ映画

いつもお読み頂きありがとうございます。
今日は韓国のR18映画『お嬢さん』です。
パク・チャヌク監督作品が面白くてAmazon primeに遭ったのでつい観てしまいました。

話題になった映画でR18とはいかに…!!

 

  • まずは概要
  • あらすじ
  • ネタバレ無し感想
  • ネタバレ有り感想

 


まずは概要

 

原題:아가씨
上映時間:145分
監督:パク・チャヌク
脚本:    チョン・ソギョン/パク・チャヌク
出演者:キム・ミニ/キム・テリ
公開:2016年
製作国:韓国

 

2作続けてパク・チャヌク監督

 

 

なかなか印象に残るどぎついポスター…

 

あらすじ

 

1939年の朝鮮半島、華族と結婚して日本人名を名乗る怪しいおじさんの住む豪邸が舞台。
美しい秀子お嬢さんも住んでおり、そこへ女中としてやってくる泥棒家族のスッキと、藤原伯爵とか名乗るこれまた詐欺師野郎がお嬢さんの莫大な財産を狙って繰り広げるエロエロエロ。
最後だけあらすじ放棄したみたいになってしまいました。笑

 

三部構成のこの映画、実は結構二転三転するストーリーで当然ながらただのエロではない。
一部は女中スッキ目線、二部は秀子目線で、ネタばらしというよりは心の動きを書いているような展開です。
三部は後日談的ですが女性目線だとなかなかスカッとします。

 

だからR18なのにこんなに流行ったのですね。
女性の観れるエロ映画。爆誕

 

ネタバレ無し感想

 
『オールド・ボーイ』、『別れる決心』と3本目のパク・ヌチャク監督。
この順番でみると凄くいろんなタイプの映画を撮る監督さんだな…という印象が凄いです。
バイオレンス、玄人向け、エログロ!!
あと、韓国以外の要素が多い監督さんなんだなとも思う。

 

今回の『お嬢さん』も舞台は朝鮮半島ですが、日本人の豪邸がメインの舞台です。
そのお家で莫大な遺産を相続した秀子お嬢様ことキム・テリさん。
美人の日本人というよりは、バリバリの韓国系美人ですが、美しいんだから何でもいい。

 

そこに女中として現れる珠子ことスッキことキム・テリさん。
こちらは貧困の出という設定なので、もの言いや所作ががさつですが、だれがどう見ても可愛い。

 

もの言いと言えば登場人物たちが結構な時間日本語をしゃべってくれるのですが、絶妙~に聞き取りにくいんです笑
日本語だから字幕もついてないのですが、これはつけてくれても良かったんじゃないかと思うところ…
あれだけ話せれば十分凄いですけどね!!

 

面と向かって会話をしていれば問題なくやり取りできるレベルではあるのですが、いかんせんセリフになると聞き取れなかったり、ちょっと面白い感じになってて日本人だけ笑える謎のポイントがあります笑
オジョサマ!! うちゅくしいデス!!なんかすごくかわいいです。

 

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別れる決心/山ではじまり、海で終わる

いつもお読み頂きありがとうございます。
今日はブログでは初の韓国映画『別れる決心』です。
中々玄人志向な映画だった印象です。
むつかし… 

 

  • まずは概要
  • あらすじ
  • ネタバレ無し感想
  • ネタバレ有り感想

 


まずは概要

 

原題:헤어질 결심
上映時間: 139分
監督:パク・チャヌク
脚本:チョン・ソギョン/パク・チャヌク
出演者:タン・ウェイ/パク・ヘイル/イ・ジョンヒョン
公開:2022年
製作国:韓国

 

別れる決心

別れる決心

  • パク・ヘイル
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タイトルの別れる決心って誰のことなんだろ…

原題でも放題と同じ意味みたいです。

 

あらすじ

バリキャリ嫁さんと週末婚をする刑事ヘジュンさんが、登山中に転落死した男性を事件か事故か追ううちに、男性の中国人妻ソンソレさん。
なんとなく彼女が怪しいから調査したるわ。って追っかけまわして日常を覗き見ていたら好きになっちまったかもしれねぇ。

 

でも僕らを結び付けているのは事件だから、解決したらすべてを忘れてきっぱり嫁さんの元に帰ってそれっきり平和な田舎に引っ込んで覇気なく生きていこうと思う。

 

それなのに…!? って感じの話です。

 

文字だけで説明すると中々エロドラマ感ありますが全くです。
結構しっぽりしたエロさはありますが、直接的な描写はほぼ無いです。

 

家族でも、カップルでみるのも違う。
一人で観るのが断然オススメ。

 

ネタバレ無し感想

容疑者と刑事の恋。しかも両方既婚となればドロドロした、深夜か昼ドラ的なメロドラマを想像しますが全くそんな様子は無く。
淡々としていて静かでお互い感情さらけ出さない、なかなか玄人向けな印象の映画でした。

 

どこかで解説されていましたが、確かにヨーロッパ的な雰囲気のある映画。

 

パク・チャヌク監督は『オールド・ボーイ』の監督さんだとかで中々期待が膨らみましたが、かなり雰囲気の違う映画です。
いろんなタイプの映画が撮れる監督さんなのだと感心しました。

 

あと、この映画が流行る韓国が凄い。
映画を観る力?土台?が整っている人が多いから、いい映画が作られるサイクルがあるのですね。

 

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