ぱぷでみー賞

日本一役に立たない映画感想とか趣味ブログ。

うっかり日焼けとの戦い

いきなりですが…日焼けした
真夏のディズニーに行って、うっかり日に焼けてしまった!!

 

今までの苦労が…かけたお金が…と
軽く絶望に打ちひしがれながら
帰りの電車の中、猛烈な勢いで「日焼け うっかり」、「日焼け 早く治す」、「日焼け アフターケア」をググって帰りました。
もはやディズニーの余韻はない。

 

ググった結果、どうやら日焼けの勝敗は72時間で決まるとの事
リーアム・ニーソンの『96時間』より猶予がない。急がなきゃ!!
という事でここから本題、日焼けとの闘い2023夏です笑

 

ググって信憑性のあるものから、自己流のものもあるのであくまで参考程度に読み流してください。

 

 

闘いの為に集めたアイテム


ちふれ化粧水
フィス ホワイト
あと引っ張り出してきた頂き物のパック/プレミアム レスブロ 5GF スムースフェイスマスク
ポッカレモン
はちみつ
果物
Nature Republicマイルド&モイスチャーアロエジェル


日焼けとの闘い一回戦 7~9時間以内

どのサイトを見てもとにもかくにもまずはとにかく早急に冷やせ!!との事。
冷たいシャワーを我慢して浴びて心臓止まりかけたけど、 保冷剤の方がよかったです。
美容のためなら死んでもいい過激派だけどシャワーはおススメしない。
腕だけとかなら悪くはないけど、どうしたってお腹に飛んできて死にかける。

 

なのでビニールではなく、不織布みたいなのに入ってる保冷剤最強。
肌に直接くっつけても痛くないのにちゃんと冷える。
ケーキとかアイスについてきたら もう 絶対 捨てない!!

 

お風呂上りはちふれの化粧水を全身に浴びました。

【医薬部外品】ちふれ 美白化粧水VC&ARさっぱりタイプ

これは何でもいいと思います、自分が身体に惜しみなく使っても勿体なくないと思う価格帯の物がベスト。
美白効果は不明ですが、私はプチプラの美白を謳うスキンケアではちふれを一番信頼しているので帰りに購入しました。
化粧水後は元々使っていたロクシタンのボディミルクで保湿完了。 

 

顔はいつも通りのスキンケアにパックを追加

レスブロ5GFスムースフェイスマスク40枚入

顔だけは日焼け止め下地塗ってたし、そもそも普段からスキンケアごりごりにしてたので追加はパックのみ
読んでくれている方には常識中の常識だと思いますがパックは推奨の時間を守って、とにかく保湿保湿保湿!!


日焼けとの闘い二回戦 10~14時間


お風呂後の儀式もひと段落して、あとはたっぷり寝るだけですが
その前に家にあるものでビタミンを摂取したかったので
ポッカレモンとはちみつで即席レモネードを作って飲みました。
レモン2弱にハチミツ1くらいの割合が飲みやすかったです。
後はこの日は寝るだけ。

 

日焼けとの闘い三回戦 15~24時間

起きたらAmazonから届いていたフィス ホワイトを摂取

フィス ホワイト サプリメント 60粒 飲む 太陽対策 ビタミン コラーゲン プラセンタ 日本製

私が馬鹿みたいに寝ている間に、いつも荷物を届けてくれる配達のお兄さんたちいつも本当にありがとうございます。

 

日焼け後に飲む日焼け止め導入しても意味ないだろって思いながらも飲む
そもそも飲む日焼け止めっていうのをあんまり信じてないけど、どちらかと言うと戒めとして飲む。
追加の日焼けに気を付けましょう。との事だったのでまぁそんな意味もこめて。

 

朝のスキンケアはいつも通りで追加はなし、外出予定はないですが日焼け止めは塗りました。


日焼けとの闘い四回戦 25~72時間

残り二日は同じサイクル繰り返しただけですね。
ロクシタンのボディミルクが、香り含めてそもそも夏に向かない気がしていたので
火傷にはアロエだ!!ってことでアロエのジェルに変更

【NATURE REPUBLIC OFFICIAL】 マイルド&モイスチャーアロエジェル(ボトルタイプ)

塗った直後はペタペタしますが、割とすぐにサラッとして印象がいいです

すっごい透明なジェルですが、結構瓜っぽい匂いがします

 

パックもアロエも本当は冷蔵庫に入れておくと良いらしいですが、微妙に冷蔵庫遠いので横着してやってないです

 

肌のすべすべ感は圧倒的でロクシタンで
使うのを止めてからスゲーじゃんって改めて感動している

 

あとは果物を積極的に摂りました。
やっぱり天然の身体にいいものがいいだろう…っていう独断と偏見で
本当はキウイブラザーズが一番みたいですが剥くの面倒くさいのでソルダムとプラムを何日か食べ続けました。
美味しいし最高


日焼けとの闘い延長戦  72時間以降

勝敗を分けるのは72時間とはいえ、人生は続くしターンオーバーは28日後...
ダニー・ボイルじゃん…(30代なので40日ですが)

なのでとりあえず物がなくなるまでは続けてみることに…


・フィス ホワイト
1袋では効果不明だし他のサプリを飲んでいるので無くなって終了


・ちふれ化粧水
・フェイスマスク
どちらも30日くらいで無くなってしまったので継続追加
化粧水は手で身体には塗り難かったのでスプレー買ってきて今はシュッシュしてます
フェイスマスクはとりあえずルルルン白に変更

 

・ポッカレモン
・はちみつ
これは結構早々になくなってしまいました
純粋に味が美味しかったので追加して続けましたがコスパ悪い笑

 

・果物
これは元々よく食べていたので元の食べたくなったら買うに切り替え

 

・アロエジェル
これは毎晩使ってますが一か月でもまだまだ残ってます
終わったら普通にロクシタンのヴァーベナあたりに戻すかもです


結果

写真に収めなかったので客観的な証拠はないですが2、3週間後には大分落ち着いたように思います。
腕時計とTシャツ焼けでツートンカラーになっていた腕もほとんど跡が分からなくなりました!!


かなり自己流なところも多かったので意味があったのかは分からないですが、
せっかく一生懸命やって自分的には意味があったと感じたのでまとめてみました。

 

今回一番の教訓は当然「朝ドン曇りでほんの少し雨が降っていても油断しない」ですね。笑

 

久しぶりの美容ネタお読みいただきありがとうございました。

 

 

ぱぷぽ

スペースバンパイア/パーフェクトおっぱい人類滅ぼす

いつもお読み頂きありがとうございます。
今回はスペースバンパイア!!
急にちょっとB級感漂うチョイスです笑

 

 

まずは概要

原題:Lifeforce
上映時間:116分
監督:トビー・フーパー
脚本:ダン・オバノン/ドン・ジャコビー
出演者:スティーヴ・レイルズバック/ピーター・ファース
公開:1985年
製作国:イギリス/アメリカ

 

スペースバンパイア [Blu-ray]

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  • スティーヴ・レイルズバック
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みよ!!このジャケット!!!!!!
ある特定の層の映画ファンであれば、最早このジャケットだけでジャケ買いに走るレベルである。

なんだかまだ、あまり映画の記事をあげていないのに、こんな作品を書いてて良いのかと不安になりつつ書きます。

 

あらすじ

地球にハレー彗星が近づいてます。

ハレー彗星の近くに怪しい物体を見付けましたので、イギリスの調査隊は確認に向かったところ、

女型のエイリアン?と男の姿のエイリアン?2体がガラスの棺みたいなのに入って寝てたから持って帰ってきました。

そしてイギリスの宇宙船チャーチル号とは交信がたたれる…。

 

ので、新たな調査隊がチャーチル号へ向かうと船内は火事がおきたようで何も残っていないかと思いきや、

エイリアン(と言っても普通の人間の姿ですが)の棺は無傷なので地球に持って帰んべ。となる。

 

人間のおバカさん。

チャーチル号唯一の生き残りカールセンは脱出艇みたいなので遅れて地球に帰還。

我らのヒーローケイン大佐の役にたつかと思いきや、大ばか野郎は女型のマチルダメイにやられちゃって情緒が怪しい。

 

そしてイギリスはバイオハザードもびっくりの阿鼻叫喚地獄絵面と化すのだった。

 

勝つのはイギリス人か!?女型の美乳エイリアン マチルダメイか!?

 

ネタバレ無し感想

さて、今回はCSの番組欄で見付けた『スペースバンパイア』というタイトルから強烈に漂うB級感を嗅ぎとり予備知識ゼロで鑑賞。

 

結果最高だった。フィルマークスの平均スコアが低かろうと私は好きだ。

 

まず、B級映画には勿体ないくらいかっこよいケイン大佐という圧倒的ヒーローが半端ない。

初登場シーンから出立ちがずっとかっこよい。

ハンサムヒーローイケメン大佐。

 

うってかわって唯一の生き残りカールセンは完全に女型のマチルダメイにやられちゃって、すっかりキモクレイジー担当と化す。

どっちが主人公かよくわからないけど、カールセンのが主人公っぽいのがイラっとする。

 

おかげで余計に際立つケイン大佐のハンサム感。

ヘンテコな剣をもってゾンビの中を走り抜ける様も完全にヒーロー。

 

そして女型のバンパイアのおっぱいが作り物のように美しくて「これはパーフェクトおっぱいの『おっぱいとお月さま』の女優さんより完璧では…」なんて思っていたら、まさかの同一人物。

マチルダメイという造形美

 

『プランナインフロムアウタースペース』の完成度が爆上がって、とても勢いがついて、ちょっと意味わからない…って思わせる間を与えない完璧なB級映画って感じ。

 

そうそうコレコレが詰まった最高の映画だった。

 

ネタバレ有り感想

ネタバレ有りも何も、何も考えずに観ていても、だいたいどんな終わりかたするか分かるタイプの映画。

 

手を変え品を変えこの手の映画はごまんとあるのでね。

 

この映画は『おっぱいとお月さま』同様、マチルダメイのおっぱいありきな映画の気もする。

 

ついこの間"セックスしたら呪いがうつって死ぬ"映画『イットフォローズ』を観たのですが、今度は"セックスしたらバンパイアついてきて死ぬ"映画だった。

 

人間の欲深きことよ。

 

ところで記事の中でエイリアンとかバンパイアとかマチルダメイとか表現が定まらないのですが、こやつらはタイトル通り本当にバンパイアで良いのだろうか??

原作小説もスペースバンパイアらしいけど…宇宙からきてるし…吸血はしてないし…でも、もとの姿はコウモリ風だったし…と悩む。

 

確か世の通説ではバンパイアって銀の杭とかが弱点じゃなかったですっけ??

でも、この映画「金属の棒で心臓のちょい下貫けば良い」みたいなこと言い出して、なんか絶妙にダサい一昔前の英雄の剣みたいなブツが出てくるんですよ。

発掘された調度品みたいなんだけど、ゼルダの伝説で木製の剣の次に貰うやつみたいな…。

 

もはや金属の棒なら何でも良いなら鉄パイプとかでもいいじゃん??????

 

それを握ってゾンビの中をケイン大佐は走るのですが…

そう…今度はゾンビなんだわ笑

バンパイアに生気を吸われた人間は、どうみてもゾンビになるんだよ。

 

なんか絶妙に設定が雑。

でもそこが良いんだけどね。笑

 

 

ぱぷぽ

 

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア/結局そーいう映画だから考えても無駄

いつもお読み頂きありがとうございます。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのネタバレあり感想です。

タイトル長いですね笑

 

 

まずは概要

原題:The Killing of a Sacred Deer
上映時間:121分
監督:ヨルゴス・ランティモス
脚本:ヨルゴス・ランティモス/エフティミス・フィリップ
出演者:コリン・ファレル/ニコール・キッドマン/バリー・コーガン
公開:2017
製作国: アイルランド/イギリス

 

製作国はギリシャでは作ってないんですね!

3人目に名前のあるバリー・コーガンはダンケルクとかアメリカン・アニマルズにちょっと冴えない感じで出てましたね。

 

今回はそんななんだか不思議な映画の『聖なる鹿殺し』です!!

 

あらすじ

あらすじ…難しいなぁ…笑


イケイケの外科医と、美人妻、可愛い二人の子供にも恵まれた、なんの不自由ない家族に訪れた不幸のお話し。

無表情のなんとも形容しがたい不気味少年と密会する外科医。
一瞬ゲイの愛人か!?とか思ったけれど、そんないい雰囲気でもなく、好意的ではあるようだけどとにかく無表情で怖い。笑

その後どうやら不気味少年の影響から子どもたちに変化が起こる。
え??なに??呪い??え…え…??と思っている間に終わる。


そう…終わる…笑

 

ネタバレ無し感想

映画開始でいきなり画面いっぱいに現れる真っ赤で、鼓動している心臓の手術シーン。

これがなんとも居心地の悪い映像なんですよ。


なにが??って聞かれても説明しにくいけど、なんとも居心地が悪い。

そんな気持ち悪い不気味な映像からスタートする映画なのですが…映画本編、終始そんな感じのする映画です。

 

しかも、見終わった後の感想が「困ったなぁ」だったのは初めて笑

この映画はどうやら劇中にも名前だけ出てきたギリシャ神話の『アウリスのイピゲネイア』を知らないと「?」となるよう。

この話が元になっているらしいので現代の価値観、倫理観で「よくわからない」って感想ぶつけてもどうやらお門違いみたい。

 

『アウリスのイピゲネイア』を事前に調べてからみた方が面白いだろうけど、ギリシャ神話が元になってるっていう大前提がわかってるだけで「なんで??」が減るので観やすくなるけど、純粋に不条理物と思ってみても映画の見せ方が良くできていると思うので面白い。

結局良くできているので面白い。笑

合う合わないは当然あるだろうけど。

 

あと、よく書かれているけど、とにかくカメラワーク?が面白い!!

ずっと違和感のある画が続く。やたらに俯瞰だったり、背後をついていく『シャイニング』感溢れるトラッキングショットだったりで、第三の存在は感じられても、出演者達の感情が全然伝わってこない。

あと、シンメトリーの構図も多くてやっぱりキューブリックを感じて仕方ない。

 

この監督は初めてみたけど、この『聖なる鹿殺し』も『ロブスター』も気になっていたのでみれて良かった。

 

ネタバレ有り感想

ネタバレ無し感想でも書いたのですが『アウリスのイピゲネイア』を事前に調べてみないと「これは呪いなの??」、「マーティンは何者なの??」がずーっと気になって話しに集中出来なくなる。

 

この映画は医療事故で父を殺された青年=マーティンと、傲慢さから酔って医療事故を起こした医者=スティーブンの関係を追っていくのですが、とにかくマーティンの感情が読み取れないし、何故スティーブンの子供たちを最終的に死に至らしめることが出来ることが謎です。

 

結局その理由は『アウリスのイピゲネイア』だからなんですよね笑

詳しい内容はググって頂く方が早いのですが、簡単な話し"女神アルテミスの可愛がっていた鹿を殺してしまったので、娘を生け贄に差し出す英雄アガメムノン"の話しらしいです。

 

なので『聖なる鹿殺し』はスティーブンが生け贄を差し出さないと終わらないんですよね。

そういう話なんです笑

ただ、彼が=アルテミスなのかと言われると違う気がするし…こんな感想で本当に申し訳ないですが困った映画だ。

 

 

ぱぷぽ

ファンタジア/ミッキー求めて観ると寝る

いつもお読み頂きありがとうございます。

今日は『トイストーリー4』以来、初のディズニー旧作です。

実は私、重度のディズニーオタクなので、基本ディズニー映画には甘いです。笑

 

  • まずは概要
  • あらすじ
  • ネタバレ無し感想
  • ネタバレ有り感想

 

まずは概要

原題:Fantasia
上映時間:126分
監督: ベン・シャープスティーン
脚本:ジョー・グラント/ディック・ヒューマー
出演者:ディームズ・テイラー/レオポルド・ストコフスキー
公開:1940年
製作国:アメリカ

 

あまりにも有名すぎる魔法使いの弟子ミッキー。
案外どんなストーリーで活躍しているか知らない人も多いのでは…??

『ファンタジア』はアニメーションの可能性を広げた素晴らしい作品!!

アニメというよりは芸術寄りの作品なので、退屈に感じる人も多いかもです。

 

 

あらすじ

なんか宇宙っぽいバッハの『トッカータとフーガ ニ短調』
踊るキノコと妖精のチャイコフスキー『くるみ割り人形』  
溺れるミッキー、怒る魔法使いのデュカス『魔法使いの弟子』
ウォルトの地球創世記ストラヴィンスキー『春の祭典』

インターミッション「サウンド・トラックくん」
指揮者とミッキーの握手
っていう劇中ではかなり楽しいシーンなのですが物によってあったりなかったり。
アメリカ版VHSでは切られていたように記憶しているので、今回初めて観たかもしれない。

ギリシャ神話モチーフのペガサス恋物語。可愛い、一番可愛い!!ベートーヴェン『田園交響曲 』
踊るカバ、踊るダチョウ、踊るワニのポンキエッリ 『時の踊り 』
怒れる悪魔と、集う幽霊のムソルグスキー『はげ山の一夜』

 

全然あらすじ書いてないじゃんって思うけど、本当にこれで全部です。
ストーリーのある映画じゃないんです。

 

ネタバレ無し感想

私は幼少期と、高校か大学生くらいの時にアメリカ版VHSで鑑賞をして以来、久しぶりの鑑賞なのですが改めてとんでもない怪作だなと…。
アニメーションを芸術の域にまで高めている事だけでも凄いのに、初のステレオ映画として音響面でもとんでもない事をしでかしていたらしい。

 

ただ、なにも考えずに観ると「そんなに凄いか??」とか「クラシックを映像で表してるのが珍しいだけじゃ??」なんて思ってしまいがちなんですが…この映画の封切りが1940年で今から80年も前って考えて観ると半端じゃなくなる。
第二次世界大戦の前ですよ。意味わからない。


あの『市民ケーン』の一年前、『カサブランカ』より2年も前に公開された映画とは到底思えない。
日本のアニメでは『鉄腕アトム』の放送開始が1963年らしいので、その20年前にはアメリカでこれを製作していた事になります。ディズニー恐るべしです。こんな国に戦争で勝てるわけない。

普遍的な内容って言うのもあって、古さを感じにくいのも凄いけど、完成度が化け物。

 

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シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇/終わり良ければエヴァじゃない

いつもお読み頂きありがとうございます。
今日は相変わらず話題の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ですが…
うん…ちょっと否定的な感想なので、絶賛された方はスルーしていただきたいです…

 

  • まずは概要
  • あらすじ
  • ネタバレ無し感想
  • ネタバレ有り感想

 

まずは概要

タイトル:シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇
上映時間:155分
監督:庵野秀明(総監督)
脚本:庵野秀明
出演者:緒方恵美/林原めぐみ/宮村優子/三石琴乃/立木文彦
公開:2021
製作国:日本

 

結局 𝄇 の意味は何だったのか?読むのか読まないのか
そして絶妙に長い。

旧劇場版『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』とは別の形で「なんだったんだ…」感がすごい。

 

 

あらすじ

…よく分からない。
農業して、親子喧嘩して、
ネオンジェネシス ネオンジェネシス
のコール&レスポンス

 

よく分からないストーリーは今に始まった事じゃないけど
何故かフランスから始まり、もはやどこで終わったのかもよく分からない。
第3村とかいう「第3新東京市」のままでよかったじゃんっていう謎の地で、アスカはやさぐれ、シンジは引き籠り、アヤナミは農業に勤しむ。
そして親子喧嘩。そしてネオンジェネシス。
さようなら全てのエヴァンゲリオン

 

 

ネタバレ無し感想

気持ち悪い
で終わるエヴァが好きだったかも知れない。

「みんなが幸せになって良かった」という感想をチラチラと拝見して「あー、好意的な意見の人はそう思っているのかなるほど」とかなり納得できた。
確かに、序から数えたとしても14年間も観てきた登場人物達だ。幸せになって欲しいよね。
それにしてもあの組み合わせは納得いかないけど。

でも結局、私が好きなエヴァって"クサイモノ"だったエヴァだと思った。
社会現象ともてはやされても、堂々とクラスメイトや同僚の前で「エヴァが大好きです!!」とは言いにくかった"臭いものには蓋をする"ように楽しんでいた
観たところで結局よく分からない、難解ぶった表現に、オタク臭さが抜けないノリに、露骨な性描写まであった"臭いものを嗅ぎたくなる"ような…カルト的な作品になった、あのエヴァが好きだったと改めて思った。

多分一定数いるのではないかと思う「自分の中のエヴァは『まごころ』で終わっていたんだ…」って人。
エヴァには最後まで全部全部裏切って欲しかった。

いや、こういう往年の層を裏切ったのか。

映像は圧巻だった。
日本のアニメ産業はまだまだ安泰だと思える安心感があった。
あと、宇多田ヒカルは新エヴァシリーズの良心。EDで曲が流れて感無量になった。
おすぎとピーコのおすぎさんは「いい映画は往々にして主題歌がいいものだ」的なことを言っていた。
今何をされているのだろう。

 

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ボディミルク比較【L'OCCITANE】

いつもお読み頂きありがとうございます。

人生は祭りだ。共に生きよう。ぱぷぽです。

 

今日はいつもの化粧品でもなく、服でもなく、基礎化粧品??
ボディケアのお話をしてみようかと思います。

そう、ロクシタン
なぜなら気付いたらロクシタンのボディミルクを何本も何本もリピートしていたからです。比較とか言っても、極論好きな香りを選べばいいんですけどね…笑

 

 

ローズ ボディミルク

 

おそらく一番定番?売れているのではないかと思われるローズ。
私も最初に使った香りなのですが…こちらは人に頂いた物でした。ですが元々ボディケアに興味がなかったのでかなり長い間使用せずに洗面台の下に眠らせておりました。

 

ただ、数年後脱毛に通いだして痛くて痛くてヒーヒー言っていたら、お姉さんに「肌が乾燥しているとより痛いので、とにかく保湿してくださいね」と言われた。え!?私身体乾燥してるの!?という驚きと共に痛いの嫌なので帰ってすぐにしまい込んでいたこちらを使い始めました。

 

結果とてもいい香りで、肌もしっとりして良かったのでそのまま使い続けることになったのです。若い頃は全然効果を感じなかったのですが、30歳過ぎたらテキメンに効果を感じ始めました。笑

 

とりあえず1本毎日使い続けて見てください。
私は脚、腕、お尻腰まわりをメインでつけてますが、脚がとにかくツルッツルのサラッサラで摩擦ゼロのような陶器肌みたいな肌触りになって、自分でずっと触っていたくなるくらい気持ちのいい肌になります。ほんと!!!!!

 

ローズはかなりお花の香りが強いです。花束のような香りで癖が少ない香りだと思います。バラの香水が苦手だと言う方も「これはいい香り!」と言っていたので、とりあえずネットで買ったり、どれがいいか分かんないな〜みたいなときはおすすめです。

お花屋さんの前を通って「うっ…くさい」って思わない人はみんなオッケーです。

 

 

オーキデ パフュームモイストミルク

 

ローズを使い切った私が店頭で色々嗅ぎ回った挙げ句、たどり着いた香りでした。
オーキデなので蘭の香りですね。私の感覚ではロクシタン定番シリーズの中では一番、香水に近い感覚の香りです。

 

最初のローズもお花の香りなのですが、あちらは癖が少ない“お花!!”という香りで、とにかくバラの香がガツンときます。
こちらは蘭以外のお花、果物の香りなどもっと複雑で少しパウダリーな印象。
公式でも香水のように三段階のノートが書かれていて

◆ヘッドノート:オレンジ マンダリン
◆ハートノート:ネロリ、ピーチ、イチジク、スズラン
◆ベースノート:オーキデ、アイリス

とのことです。
香水が苦手な人は、オンラインでいきなり買うのはおすすめしません。服や寝具などからも香ってくるので、店頭で嗅いでからのがいいです。当然香水ではないので、もっとふわっと香りますが。

 

こちらも当然ツルッツルのサラッサラ肌になるので効果は抜群。私は香も一番好きで夏以外は基本これを使っています。パッケージもゴールドにパウダーピンクがお上品で可愛くて、おいているだけで華やぎます。
見た目通り、香の印象も定番の中では一番お上品だと思います。

 

私は夏以外CHANELのアリュールやTOM FORDのロストチェリー、ヴェルベット オーキッドの香水を使っているのですが、この手の重い香りの香水が好きな方にはおすすめの香です。
逆にこのオーキデ以外だと軽すぎたり、可愛すぎると感じるかもしれないです。

 

 

テール ド ルミエール ボディミルク

 

◆ヘッドノート:ピンクペッパー、ベルガモット、ブラックカラント
◆ハートノート:ピオニー
◆ベースノート:アカシア、ミツロウ、トンカビーン

 

こちらが公式による香の解説です。オーキデと同じで香水感はありますが、こちらの方が日本人受けしそうというか、使いやすい香の印象です。
私は基本オーキデなのですが、たまに気分を変えたい時やまだちょっと暑いな〜って春秋に使ったりします。


本格的に乾燥しだす前の時期に使うせいか、私の肌のコンディションのせいかもしれませんが、オーキデとローズは肌触りが陶器肌になりますが、このテール ド ルミエールは1番しっとりしました。特に二の腕とか太ももがびっくりするくらいしっとりしたのですが…真冬も使ってみないと勘違いかもしれないので、参考程度にしてください。

 

私の肌ではかなりブラックカラントが強く香ります。すっごい端的に言ってしまうとベリー系で美味しそうな可愛い香です。
夏の香水はDOLCE&GABBANAでお買い物したら頂いたピオニーを使っていたのですが、そういう雰囲気の香かも。後はるか昔、大昔に使っていたハート型の香水エンジェルハート(今でもあるのかな?笑)とか思い出しました。

パッケージの印象通り華やかな香です。その華やかさを象徴するように、実はこのボディミルクだけラメが入っております!!
もちろん叶姉妹のデコルテみたいにキラキラはしないです、日常生活に全く支障ない程度の微かなラメなので仕事が厳し目の接客業で…とかは気にしなくても大丈夫です。
気にしなくても大丈夫ですが自分のメンタルに対する効果は結構あると思います!私は仕事中のお手洗いに行って「ふぅ…」って自分の太ももが目に入った時にチラチラ✨が見えて「えーかわいい!!」となり、単純なのでそれで癒やされました。笑
手は洗うのでラメはすぐ無くなってしまいますが、服に隠れている部分は結構夕方でも確認できます。

 

香が嫌いじゃなければ、このラメだけでもかなり選ぶ価値のあるボディミルクかと思います。オーキデより若い子向けかも。

 

 

ヴァーベナ ボディローション

 

そして、すっかりロクシタンの虜になった私は、乾燥もしていない夏も使いたくて仕方なくなってきてしまいました。実際強い日焼け止めとか塗っていると夏でも乾燥するんですよね。

ただ、夏に使うには上3つのようなボディミルクではちょっと香も使用感も重いんですよね。そこで最強ヴァーベナシリーズです、ロクシタンの展開を見ていても恐らく一番人気のシリーズなのだと思います。

 

◆ヘッドノート:レモン、オレンジ
◆ハートノート:フレッシュ、ヴァーベナ、プチグレイン
◆ベースノート:ローズ、ゼラニウム

この文面だけでも「あ、爽やかそう」って感じですよね。ほんとその通り。笑
多分日本人が一番好きな香りシトラス全開です。香水が苦手な人でも使いやすいシリーズ。トワレもあるとかで男性でも使っている方が多いと聞くので、本当に爽やか好印象な香りです。

ところで、私香水には疎いのですが…ハートノートのフレッシュってなんだ?? 花なのか、果物なのか、食べ物なのか…なんだ??

 

しかもこちらは名前の通りローションなので、ミルクより使い心地が軽いです、香りも使用感も軽いので初夏にはいいですが、真夏に使うにはやっぱり少し重いし、冬には物足りないです。
そこでこのシリーズめっちゃいろんなバージョンがでます。夏に向けてミントヴァーベナ、シトラスヴァーベナ、冬のマンダリンヴァーベナ。バージョンが変わると使用感も全く変わるので一年中使い続けられます。

私は夏に向けてでる限定ヴァーベナが好きで、真夏は香りが嫌いじゃない限り限定ヴァーベナ使います。夏はローションも超えて、ソルベボディジェルとかになります。ちょっとイメージ湧きにくいですが、かなりサラッとしたひんやりした使い心地です。ベタついたりしないですが…実際、陶器肌にも、しっとりもしないです(笑)
が!!夏にこれを使っているから初夏、初秋の乾燥が始まり出した直前直後もトラブルゼロで過ごせていると信じています。

爽やかないい香りに包まれて寝たいから使っている感が強いシリーズです。

 

ただ、ローズもそうなのですが…この蓋開けにくいよ??ロクシタンさん

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

ぱぷぽ

 

 

 

つぐない/償って許されれば警察いらない

いつもお読み頂きありがとうございます。
今日も映画の方のぱぷぽです。
コスメの方も書きたいけど、映画も好きで困る。

 

 

  • まずは概要
  • あらすじ
  • ネタバレ無し感想
  • ネタバレ有り感想

 

まずは概要

原題:Atonement
上映時間:123分
監督:  ジョー・ライト
脚本:クリストファー・ハンプトン
出演者:キーラ・ナイトレイ/ジェームズ・マカヴォイ/シアーシャ・ローナン
公開:2007年
製作国:イギリス/フランス/アメリカ

 

今回はむごさナンバーワンムービー『つぐない』です。

 

つぐない (字幕版)

つぐない (字幕版)

  • キーラ・ナイトレイ
Amazon

キーラ・ナイトレイやジェームズ・マカヴォイ目当てで軽い気持ちで観ると、精神的に打ちのめされるタイプの映画。

 

ジョー・ライト監督×キーラ・ナイトレイで『プライドと偏見』のような少女マンガ期待してみると二度と立ち上がることが出来なくなる。

 

気を付けろ!!

 

 

あらすじ

また。WIKIのあらすじをお借りしましたが、顛末まで書かれていたので途中まで引用させて頂きました。

 

1935年のイングランド。幼なじみでケンブリッジ大学の同窓生でもある官僚の娘:セシーリアと使用人の息子:ロビーは、身分の壁を越えて愛し合っている。セシーリアの妹:ブライオニーは、小説家を夢見る13歳の多感な少女。彼女は、思いを寄せるロビーと姉の噴水での不自然な様子や卑猥な手紙など、大人の恋のやり取りを目撃して強いショックを受ける。姉妹の兄:リーオンが友人のポールを連れて戻って来る。姉妹の従姉妹:ローラは「双子の弟たちに乱暴された」傷のことをブライオニーに相談する。ローラに同情したブライオニーは、ロビーの卑猥な手紙について彼女に話してしまう。

その夜、ブライオニーは姉とロビーの図書室での情事を目撃し、激しい嫌悪感を抱く。三人は何事もなかったかのようにディナーの席につく。同席したポールの顔には「双子にひっかかれた」傷がある。ほどなくローラの弟たちが家出したことが判明し、一同は敷地内を捜索する。その最中、ローラが何者かに強姦される事件が発生し、ブライオニーはその現場を目撃してしまう。そして、ブライオニーは嫌悪感と思い込みからロビーが犯人であると証言し、彼は連行される。屋敷には、ロビーの母の悲痛な叫びがこだまする。

事件から4年後、ロビーは減刑と引き換えに、海外派遣軍兵士としてフランスへ出征する。しかし戦場は過酷であり、やがてロビーは撤退(ダイナモ作戦)のため、二人の仲間とともにダンケルクを目指す。彼の心の支えとなるのは、出征直前にセシーリアと再会し互いの気持ちを確認し合った記憶と、二人で休暇を過ごすという夢である。

 

 

ネタバレ無し感想

なんていうか…私キーラに弱いのでかなり好き。
美しい…キーラ・ナイトレイの芯の通ったクラシカルな感じの美しさは文学映画によくあうね…。
美しいジャケット写真といい溜息が出ちゃう。

ジャケット写真だけなら『プライドと偏見』より好きかも。
(文学×キーラ・ナイトレイで、どうしても『プライドと偏見』と比べがちだけ全然別モノなんですよね…)
なんか色味だけ見ると『蛇にピアス』みたいで、さながら綺麗な『蛇にピアス』笑

ただ!!キーラは主人公ではない!!!!!!!
マカヴォイも違う!!!!!!!
ジャケットに偽りあり!!笑
虚偽広告で訴えられないことを願う。

キーラとかジャケットとか浅い所ばっかり褒めておりましたが、
実は中盤にある長回しがかなり圧巻。多分あそこが一番の見どころ。
人数といい、地獄絵図感といい、ただのラブストーリー映画ではないので観た方がいい。
どうやって撮っているんだろう??って考えただけで何となく憂鬱になるくらい大変そう。

ただね…戦争の描写が結構あるので、なんかナチュラルにグロい映像挟まれて「えー…」ってなる。

 

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